僕はこれまでコツコツと勉強を続けてきて、タイ語検定3級を取得しました。
日常会話レベルですが、ネイティブのタイ人とも会話することができます
これまで何度もタイを訪れて、タイ旅行を満喫してきました。
タイ語をマスターした後は、タイ旅行の楽しみが何倍にも増加しました。
タイ語に限らず、外国語を学ぶときに重要なポイントは次の3要素です。
- 文法
- 発音
- 単語
この記事では、外国語学習の3要素のひとつ、文法を学ぶためにおすすめの書籍をご紹介します。
実際に僕が使って感じたポイントをまとめましたので、参考にしていただけると嬉しいです!
【タイ語文法】ゼロから始めるタイ語
初心者向けおすすめ度:
著者:吉田英人
ページ数:170ページ
初心者の方向けのイチオシの文法書はこの本ですよ!
概要
本書は文法解説を中心として、タイ語を初めて学ぶ方向けの入門書です。
テキストには全て発音記号とカタカナが併記されているので、発音習得がまだの方にも文法の学習を進めていくことができます。
ただ、発音記号とカタカナは小さいフォントの薄い赤字で印刷されていて、少し見にくいのが少々残念な点です。
音声CDの特徴
音声はゆっくり、はっきり発音されています。
初めての方にはとても参考になると思います。
また、例文や演習問題も含めてほとんど全てのタイ語が録音されているのもうれしいポイントです。
おすすめポイント
本書をおすすめする最大のポイントは、オンラインタイ語レッスンの初心者向けテキストとして採用されている点です。
上記のオンラインタイ語レッスンの初心者向けコースでは、『ゼロから始めるタイ語』でレッスンを受けることができます。
独学だけでなく、ネイティブのタイ人から学ぶことができるので、とても効率的にタイ語を習得できます。
僕も初心者の頃は、このテキストとオンラインレッスンをよく利用していました。
【タイ語文法】世界一わかりやすい!一夜漬けタイ語
初心者向けおすすめ度:
著者:藤崎 ポンパン
ページ数:165ページ
概要
タイトルに『一夜漬け』とあるように、極限まで基本的な部分に内容を絞った本です。
中上級者には役に立つ内容ではないですが、逆に初めて学ぶ初心者の方にはちょうどよい内容となっています。
詳しい内容はいいから、とにかく早くタイ人とコミニュケーションを取りたいという方にはイチオシです。
音声CDの特徴
音声は速度はゆっくりめ。男性と女声で交互に録音されています。
例文は、タイでの旅行や生活でよく使う表現がまとめられていますので、実際に役に立つ場面も多いでしょう。
おすすめポイント
文法だけではなく、日常生活やタイ旅行で出会うであろう、リアルな例文がバランスよく収録されています。
解説は少ないので、中上級者には物足りない内容となっていますので要注意。
ボリウムが少ない分、この本に書いている内容をマスターするにはそれほど時間はかかりません。
一夜漬けとまではいきませんが、最速でポイントを絞った表現を身に着けるためには最適な本となっています。
【タイ語文法】あなただけのタイ語家庭教師
初心者向けおすすめ度:
著者:小野健一
ページ数:261ページ
概要
本書全体を通して、タイ語の発音記号とカタカナが併記されており、初めてタイ語を学ぶ方にも分かりやすい構成になっています。
また、このテキスト独自の工夫としてカタカナにも声調記号がついています。
発音記号がどうも苦手だと言う方には、一度目を通していただきたいポイントです。
まず発音の解説が行われ、その後基本的な文法が解説されています。
難解な文法や例外的な文法は割愛されているため、雑学的な知識は得られないかもしれませんが、基本的な文法を学ぶのに適しているでしょう。
音声CDの特徴
タイ語の音声CDはゆっくりとはっきりと発音されています。
また、音声CDではタイ語の後に日本語訳も収録されているため、音声だけで学習する場合には便利です。
ただし、タイ語と日本語が交互に再生されるため、頭の中がタイ語モードになりにくいというデメリットもあります。
おすすめポイント
この文法書を使って独学でタイ語を学ぶことは、基本的な文法を習得するための助けとなるでしょう。
ただし、実際にタイ語を使う場面では独学だけでは限界があるため、会話の練習や実践的な学習も重要です。
【タイ語文法】タイ語の基礎
初心者向けおすすめ度:
(ただし、長期的にみると全てのタイ語学習者へのおすすめ度:)
著者:三上直光
ページ数:323ページ
概要
この本は、タイ語文法のテキストとして最高の本といえます。
タイ語を勉強するなら、必ず購入しておくべき一冊。
文法項目毎の章立てとなっており、各項目毎に詳細に解説されています。
なお、カタカナ読みの記載はありません。
また、本書の後半からは発音記号の記載がなくなります。
タイ文字をマスターしていない方には手が出せない難書とも言えるテキストです。
音声CDの特徴
各文法項目の見出し例文のみ、音声が収録されています。
音声の速度は普通〜少し早め。
本文記載のタイ語例文のほとんどは音声がついていませんので、タイ文字の読み方をマスターしている方でないと使いこなせないテキストかと思います。
おすすめポイント
この本は、タイ語テキストの中で、最も詳しく文法を解説しています。
僕は普段タイ語の勉強をしている時、何かわからないことがあると、この『タイ語の基礎』で調べています。
タイ語文法の辞書のような使い方ですね。
全てのタイ語学習者におすすめしたい本ですが、初心者の方は決して手をださないでいただきたい。
必ず挫折します。。。。
タイ語学習中上級者クラスになった時、改めてこのテキストを見ると、いろんな発見があると思います。
【タイ語文法】タイ語の基本 初級から中級まで
初心者向けおすすめ度:
著者:吉田英人
ページ数:260ページ
概要
本テキストには全て発音記号が併記されており、初心者の方にも分かりやすい内容となっています。
カタカナ表記は用いられていないので、まずは発音記号を習得してから文法学習を進めることをおすすめします。
音声CDの特徴
音声CDは、ゆっくりとしたスピードで、日本人にわかりやすくはっきりとしたタイ語で発音されています。
ただし、実践編の会話例は比較的速いテンポで、より自然な表現が録音されているため、初心者の方にはやや難しく感じるかもしれません。
おすすめポイント
この文法書の会話例は、3人のキャラクター(タイ人男性のペット、タイ人女性のヌイ、タイ語が話せない日本人女性のミカ)の物語として展開されています。
ストーリーの結末にはドッキリもあり、ほのかに甘いラブストーリーの要素も含まれています。
また、文法書の最後には、珍しい特典として、イサーン語の例文や音声が収録されています。
イサーン語はなかなか耳にする機会がないため、イサーン語に興味のある方にとって、この文法書はおすすめの教材となるでしょう。
【タイ語文法】5日間ですぐに使えるタイ語
初心者向けおすすめ度:
(ただし、ビデオ教材と組み合わせた時:)
著者:藤崎ポンパン
ページ数:185ページ
概要
このテキストは、前半はタイ文字なしで発音記号のみ。
後半は、発音記号なしでタイ文字のみで書かれています。
本に書かれている解説もあまり丁寧ではなく、独学で使うのはほぼ不可能ではないかという内容です。。。。
おすすめポイント
このテキストは実は、著者 藤崎ポンパン氏のタイ語レッスンで使用されています。
このタイ語レッスンの様子は、DVDで販売もされています。
このDVDを見ながら勉強すると、あたかもタイ語教室に通っているのと同じくらい効率よくタイ語を学ぶことが可能。
全講座を終える頃には、タイ語の発音と文法の基礎を一通り学べるのでネイティブのタイ人と簡単なコミニュケーションをとれるレベルまで上達すること間違いなしです。
全9レッスンを視聴するためには2万円以上かかるので、少しもったいない気もするかもしれません。
ただ、教室に通うことなく、自宅で好きなときに素晴らしいタイ語の授業をうけることができると考えると、決して高い買い物ではないのではないでしょうか。
このDVDとテキストのおかげでタイ語初級者から脱出できました!
第1巻は個別に購入できるので、まずは1本お試しで見てみることをおすすめします。